◎フィリピンでは船舶火災が相次いでいる。
2023年6月18日/フィリピン、中部ボホール州沖、火災が起きたフェリーと沿岸警備隊(Philippine Coast Guard/AP通信)

フィリピン中部ボホール州沖で18日、乗客乗員120人を乗せたフェリーが炎上した。同国の沿岸警備隊が明らかにした。

それによると、火災は18日の明け方に発生したという。

フェリーは中部のシキホール島からボホール州の港に向かっていた。

沿岸警備隊は声明で「乗客らを救助し、火を消して止めた」と述べているが、負傷者の有無は明らかにしていない。

フィリピンでは船舶火災が相次いでいる。

今年3月には南部のバシラン島沖で約250人を乗せたフェリーが炎上。31人が死亡した。

首都マニラ南方のパタンガス州沖で昨年8月に発生したフェリー火災では乗客1人が負傷した。

1987年12月に発生したフェリーと燃料タンカーの衝突事故では4300人以上が死亡。世界最悪の海難事故として記録されている。

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