ミャンマー軍の空爆で少なくとも15人死亡、産科診療所と学校を攻撃、新生児や生徒も犠牲に
親軍政府は今回の空爆についてコメントしていない。
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ミャンマー軍による週末の空爆で、新生児1人と学生3人を含む少なくとも15人が死亡した。ロイター通信が2日、少数民族ゲリラ、活動家、人権監視団体などの情報として報じた。攻撃は西部ラカイン州と東部カヤー州の複数地域で発生し、産科診療所や学校など民間施設にも被害が及んだ。
ラカイン州では11月1日、反政府ゲリラ「アラカン軍」が支配する地域の仮設診療所と産科病棟が空爆を受け、少なくとも12人が死亡、32人が負傷した。犠牲者には生後1週間の女児と医療従事者4人が含まれる。女児には双子のきょうだいがおり、翌日に退院する予定だったが、爆発で建物が倒壊し、下敷きになって死亡したという。空爆は同州の4郡区で発生し、橋や複数の施設も攻撃された。
一方、カヤー州の州都ロイコーでは10月31日、授業中の学校が空爆され、学生3人が死亡、5人が負傷した。ロイターによると、Y12輸送機と戦闘機が20発以上の爆弾を投下した。周辺で地上戦は発生していなかったとされ、地元関係者は戦争犯罪に当たる可能性を指摘している。
ミャンマーでは2021年の軍事クーデター以降、軍と民主派・少数民族武装勢力との内戦が続く。国連はこれまでの死者を約10万人、国内外への避難民を350万人以上と推計する。軍は失地回復に向けて、反体制派が支配する地域への空爆を強化している。
国連は8月、学校や病院など民間施設への意図的な空爆が行われていると指摘した。親軍政府は今回の空爆についてコメントしていない。民間人や医療施設への攻撃が続けば、人道危機がさらに深刻化する恐れがある。
