インドネシア・フェリー転覆、潜水士が3遺体を収容、126人行方不明、船体引き揚げ作業開始
フェリーはジャワ州スラバヤから南カリマンタン州バンジャルマシンへ向かう約20時間の航海中だった。
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インドネシアのジャワ海でフェリーが転覆・沈没した事故について、当局は18日、海軍の潜水士が3人の遺体を収容したと明らかにした。これにより確認された死者は9人となった一方、108人が救助されたものの、126人が行方不明となっている。事故から5日目を迎え、当局は船体を引き揚げて捜索を進める作業にも着手した。
フェリーはジャワ州スラバヤから南カリマンタン州バンジャルマシンへ向かう約20時間の航海中だった。243人を乗せ、9月13日未明に悪天候の中で転覆した。強い風と高波、さらに現場の強い海流が救助活動を妨げ、潜水士が船体に接近すること自体が難しい状況が続いていた。
潜水士3人は18日、船体の窓越しに遺体を確認し、ガラスを割って船内に進入。その後、男性2人と女性1人の遺体を収容したが、強い海流のため水中捜索は中断され、翌19日に再開する予定となった。海軍関係者によると、潜水作業が可能なのは午前6時から午後2時ごろまでで、それ以降は海流が強まり危険性が高くなるという。
一方、船は事故後もしばらく海面に一部が浮いた状態だったが、現在は海底まで沈んでいる。当局は船をより浅い場所へ移動させたうえで、船体を正しい向きに戻すことを決定した。船を起こした後、船内への進入と行方不明者の捜索を本格化させる計画である。作業は船主が主導し、救難機関、海軍、海上警察が支援する。
18日には捜索のため8隻の艦艇と2機のヘリコプターも投入された。海軍の潜水士は前日、沈没船の周辺で財布や身分証明書、水にぬれた多数の荷物などを確認している。強い風や海流が続く中、当局は生存者が船内に残っている可能性も考慮し、捜索と船体の引き起こしを並行して進めている。
