インドネシア・フェリー転覆、129人不明、ジャワ海で捜索活動を強化
事故当時、現場海域は大荒れで、気象台によると、3~4メートルの波が発生していた。
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インドネシア当局は14日、ジャワ海でフェリーが転覆した事故を受け、行方不明となっている129人の捜索活動を大幅に強化した。事故は13日、東ジャワ州スラバヤから南カリマンタン州バンジャルマシンへ向かっていた「Virgo Transport 8」が転覆したもので、乗客・乗員計243人が乗っていた。
これまでに108人が救助され、6人の死亡が確認された。129人の安否は依然として分かっていない。当局は14日、軍や警察、海難救助機関などから655人を投入し、船舶17隻と航空機を使って捜索範囲を拡大した。海軍の潜水専門部隊や水中ドローンなども投入され、転覆した船体周辺を重点的に調べている。
事故当時、現場海域は大荒れで、気象台によると、3~4メートルの波が発生していた。生存者は地元テレビ局のインタビューで、「航行中に船体が突然傾き、乗客が甲板上を移動して避難を試みるなど、混乱した状況になった」と語った。事故原因については現在も調査が続いており、当局が気象条件や運航状況などを調べている。
救助活動は悪天候の影響で難航している。強風と高い波が続く中、潜水活動にも制約が生じており、捜索隊は航空機や船舶を使って生存者や漂流物を探している。乗客の家族らはバンジャルマシンの拠点で情報を待っている。
インドネシアは1万7000を超える島々からなる海洋国家で、フェリーや旅客船が重要な交通手段となっている。一方で海難事故も相次いでおり、今回の事故は海上交通の安全性を問う事態となっている。今後は行方不明者の捜索・救助に加え、事故原因の究明や同種事故を防ぐための安全対策が焦点となる。
先月にはバリ島からロンボク島に向かっていたフェリーで火災が発生し、1人が死亡、200人以上が救助された。
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