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インドネシア・フェリー転覆、死者10人に、行方不明者125人の捜索続く

船は東ジャワ州スラバヤから南カリマンタン州バンジャルマシンへ向かう約20時間の航海中、悪天候に見舞われて転覆した。
2026年9月20日/インドネシア、南カリマンタン州沖、フェリーが転覆・沈没した現場(ロイター通信)

インドネシアのジャワ海で9月13日に転覆・沈没した旅客船「Virgo Transport 8」を巡り、当局が行方不明者の捜索を続けている。当局によると、20日に船体内部から新たに1人の遺体が収容され、死者は10人となった。一方、108人が救助されたものの、なお125人の行方が分かっていない。

船は東ジャワ州スラバヤから南カリマンタン州バンジャルマシンへ向かう約20時間の航海中、悪天候に見舞われて転覆した。乗船者は乗組員30人を含む計243人だった。事故後、高波や強い潮流が捜索活動を妨げ、潜水士が船内に入ることも難しい状況が続いている。

20日の作業では、船体内部から1人の遺体を収容した。潜水士は18日にも男性2人と女性1人の遺体を発見しており、船体内に取り残されている可能性のある人々の捜索が続いている。ただ、現場では強い潮流のため活動時間が制限されている。

当局は21日、遠隔操作型の無人潜水機(ROV)を船内に投入する予定だ。ROVを使って潜水士の進路を確認し、船内の捜索を支援する。天候と海況が改善すれば、さらに多くの犠牲者を収容できる可能性があるとしている。

また、沈没した船体を引き揚げる作業には時間がかかる見通しであることから、当局は救助・捜索活動をさらに1週間延長した。船をより浅い場所へ移動させた上で正しい向きに戻し、船内の捜索を進める計画である。

事故発生から1週間が経過する中、依然として125人の安否が確認されていない。捜索の成否は今後の天候や潮流に左右される状況にあり、救助当局は海上からの捜索と潜水作業を組み合わせながら、行方不明者の確認を急いでいる。

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