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インドネシアのアナック・クラカタウ山が噴火、航空便や学校を直撃

アナック・クラカタウ山はジャワ島とスマトラ島の間に位置し、9月5日から活動が活発化していた。
2026年9月6日/インドネシア、スカルノ・ハッタ国際空港近くの道路(ロイター通信)

インドネシアのスンダ海峡にあるアナック・クラカタウ山が6日に噴火し、火山灰の拡散によって航空便や学校、漁業など市民生活に大きな影響が出た。首都ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港を含む複数の空港で航空機の運航が一時停止され、多数の便が欠航・遅延となった。

アナック・クラカタウ山はジャワ島とスマトラ島の間に位置し、9月5日から活動が活発化していた。インドネシア運輸省によると、噴火による火山灰がジャカルタの主要空港周辺にも到達したため、航空機の安全確保を目的に運航停止措置が取られた。航空機のエンジンに火山灰が入り込むと重大な障害を引き起こす可能性があるため、視界だけでなく安全面からも警戒が必要となった。

気象台によると、火山灰はジャワ島側で高度約6000メートル、スマトラ島側では最大約1万5000メートルに達した。これにより航空網への影響が拡大し、ジャカルタを発着する国際線を含む多数の便が影響を受けた。ロイター通信によると、8空港で運航停止措置が取られ、約1500便、約17万人の乗客が影響を受けた。

火山灰は航空分野だけでなく、地域住民の生活にも影響を与えた。灰による健康被害を避けるため、一部地域では休校措置が取られ、漁業も取りやめとなった。住民にはマスクの着用や屋外活動を控えることが呼びかけられ、当局は火山灰による目の刺激などへの注意を促した。

インドネシアでこのような噴火は珍しくなく、アナック・クラカタウ山だけでなく、ジャワ島のスメル山など複数の火山で警戒が続いている。

アナック・クラカタウ山は1883年の大噴火で知られるクラカタウ火山のカルデラから形成された火山で、2018年には山体の崩壊に伴う津波で多数の死者が出た。今回、津波の発生は予想されていないものの、当局は活動を監視し、住民に冷静な対応を呼びかけている。

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