インド首都で女子学生ら数百人が抗議デモ、17歳少女の集団暴行申告を受け、警察に安全対策求める
警察によると、少女が被害を申告した後、警察官が22日に容疑者の1人に向けて発砲し、身柄を確保した。
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インドの首都ニューデリーで23日、女子学生を中心とする数百人が集まり、女性の安全確保と警察による捜査を求める抗議デモを行った。17歳の少女が今週、警察官を装った3人の男から集団暴行を受けたと申告したことがきっかけとなった。参加者は事件現場周辺を行進し、「自分の身体は自分のもの」などと書かれたプラカードを掲げ、夜間でも安全に外出できる社会を求めた。
警察によると、少女が被害を申告した後、警察官が22日に容疑者の1人に向けて発砲し、身柄を確保した。残る2人についても事情を聴いており、報道によると、この2人は兄弟とみられる。
それ以上の詳細は明らかになっておらず、捜査が続いている。一方、事情聴取を受けている兄弟の父親は地元メディアに対し、「息子は事件に巻き込まれただけで、犯罪には関与していない」と説明した。
報道によると、事件現場はインド有数の女子大学であるレディ・シュリ・ラム女子大学(LSR)から2キロほどしか離れていない。22日には容疑者が大学キャンパス近くで撃たれたことを受け、学生の安全への懸念が高まり、LSRはこの日の授業を中止した。LSRは発砲を受けて学生の間に動揺が広がったため、正午ごろに授業を中断したと説明している。
インドでは女性に対する性的暴力が長年にわたり社会問題となっている。国家警察の統計によると、警察には1日当たり80件を超える強姦事件が届けられている。しかし、人権団体は多くの被害者が社会的な偏見を恐れているため、実際の被害件数は統計をはるかに上回ると指摘している。
2012年にデリーで女子学生が集団暴行を受け死亡した事件では、全国規模の抗議デモが起こり、性犯罪に対する刑罰強化や迅速な裁判制度の導入につながった。
