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パキスタン軍、アフガニスタン10カ所を空爆、タリバンは民間人4人死亡と発表

アフガンのタリバン暫定政権はこの空爆によって民間人4人が死亡したと明らかにした。
2026年9月21日/アフガニスタン、パキスタン軍の空爆を受けたとされる建物の残骸(ロイター通信)

パキスタン軍は24日、アフガニスタン国内の10カ所に対して空爆を実施した。パキスタン政府は前日にアフガン側から飛来したドローンへの対抗措置であり、攻撃やドローンの発射・保管に使われていた軍事目標を標的にしたと説明している。一方、アフガンのタリバン暫定政権はこの空爆によって民間人4人が死亡したと明らかにした。

パキスタン政府によると、軍の防空システムは23日、アフガン領から発射されたドローンを探知、追跡し、国内の目標に到達する前に無力化した。その後、空軍が10カ所を空爆したとしている。

首相府はこの攻撃について、軍事目標に限定した「精密な」作戦だったと主張し、今後もアフガン側から挑発行為があれば対応すると警告した。

これに対しタリバン暫定政権は、ドローンをパキスタンへ発射したのは自国政府ではないと否定している。ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官によると、空爆は南部カンダハル州と東部パクティア州、ホースト州で確認され、民間人4人が死亡した。ムジャヒド氏は24日、パキスタンの攻撃を非難し、相応の対応を取ると警告した。

両国の関係はイスラム過激派による越境攻撃をめぐって悪化している。パキスタンはアフガン国内に潜伏する過激派が自国への攻撃を実行しているとして、タリバン暫定政権に取り締まりを求めている。一方、タリバンは反パキスタン勢力を国内にかくまっているとの主張を否定し、過激派による問題はパキスタン国内の問題だとしている。

パキスタン軍は今週初めにもアフガン国境地域を空爆し、28人の武装勢力を殺害したと発表したが、アフガン側は民間人3人が死亡したと主張している。双方の主張には食い違いがあり、緊張の長期化は地域諸国による停戦・和平仲介にも影響する可能性がある。

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