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メキシコ2026年9月前半インフレ率3.42%、市場予想を上回る、コア指数は鈍化

メキシコは中南米第2位の経済規模を持ち、物価動向は個人消費や企業活動だけでなく、金融政策にも影響する。
メキシコ、北部チワワ州シウダー・フアレスのスーパーマーケット(ロイター通信)

メキシコのインフレ率が加速している。国立統計地理情報院(INEGI)が24日に公表した統計によると、9月前半の消費者物価指数(CPI)は前年同期比3.42%増で、8月前半の3.26%を上回った。ロイター通信のエコノミスト予想は3.37%であり、これも上回った。

前月からの上昇は、メキシコ経済における物価圧力が再び強まっていることを示している。ただし、物価動向を判断するうえで重視されるコアインフレ率は低下しており、インフレ全体が一方向に加速している状況とは異なる。9月前半のコアインフレ率は前年同期比3.79%増で、8月前半の3.93%から低下した。市場予想の3.81%もわずかに下回った。

コアインフレ率は食品やエネルギーなど価格変動の大きい項目を除いて算出されるため、基調的な物価動向をみる指標として中央銀行が注視している。今回の3.79%という水準は、同行が掲げるインフレ目標3%±1ポイントの範囲内に収まっている。

月次ベースでは、9月前半のインフレ率は前月後半から0.33%上昇した。一方、コア指数は0.17%にとどまった。年インフレ率が市場予想を上回る一方で、コア指数が低下していることから、今後の金融政策をめぐっては両方の指標を踏まえた判断が必要となる。

メキシコは中南米第2位の経済規模を持ち、物価動向は個人消費や企業活動だけでなく、金融政策にも影響する。今回の統計では予想以上に上昇したものの、基調的な物価上昇を示すコアインフレ率は鈍化した。今後は9月後半以降の物価データを通じ、インフレ率の上昇が一時的なものなのか、持続的な動きなのかが焦点となる。

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