イラン南部で爆発、米軍攻撃との関連を否定する見方、ホルムズ海峡周辺では米イラン双方が船舶攻撃
軍事衝突と外交交渉が並行する中、ホルムズ海峡の安全確保とエネルギー輸送の正常化が焦点となっている。
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イラン南部で7日夜、ホルムズ海峡に面するケシュム島など複数の地域で爆発が確認された。国営イラン通信(IRNA)は爆発が米軍による攻撃ではなく、イラン軍の活動に関連した可能性があると報じた。一方、米国とイランはホルムズ海峡周辺でそれぞれ船舶への攻撃を発表し、軍事的緊張が続いている。
IRNAは当局者の話しとして、爆発について、国内へのミサイル攻撃は確認していないと伝えた。タスニム通信はケシュム島にミサイル2発が着弾したと報じたが、被害状況は不明で、米国とイランの双方とも確認していない。
米中央軍(CENTCOM)は7日、オマーン湾で米軍の海上封鎖を突破しようとした商船に対し、空軍が砲撃して航行不能にしたと発表した。一方、イラン革命防衛隊(IRGC)はホルムズ海峡の航行禁止ルートを通過しようとした石油タンカー2隻が機雷に接触・炎上したと明らかにした。さらに3隻目のタンカーでも爆発と火災が発生したとの報道がある。
米国とイスラエルによる2月の対イラン攻撃以降、イランはホルムズ海峡で船舶への攻撃を続け、湾岸地域からのエネルギー輸出を妨害している。米国も4月からイラン港湾への海上封鎖を実施しており、国際的な原油・ガスの供給への影響が懸念されている。
一方、仲介国カタールは8日、米イラン間の交渉が決裂したとの報道を否定し、双方が合意に向けた協議を継続していると表明した。軍事衝突と外交交渉が並行する中、ホルムズ海峡の安全確保とエネルギー輸送の正常化が焦点となっている。
