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中国・重慶土砂崩れ、地上での捜索打ち切り、51人死亡、10人行方不明

土砂崩れは17日朝、重慶市中心部の南東に位置する彭水ミャオ族トゥチャ族自治県で発生した。
2026年7月17日/中国、南西部重慶市、土砂崩れが発生した現場(AP通信)

中国南西部・重慶市の彭水ミャオ族トゥチャ族自治県で7月17日に発生した大規模な土砂崩れについて、地元当局は30日、地上での捜索活動を終了し、これまでに51人の死亡を確認したと発表した。10人の行方が依然として分かっておらず、現場近くを流れる烏江では潜水士や水中ロボットを投入した捜索が続けられている。

土砂崩れは17日朝、重慶市中心部の南東に位置する彭水ミャオ族トゥチャ族自治県で発生した。大量の岩石や土砂が崩落し、10棟を超える住宅やバスをのみ込んだ。この事故により、広範囲にわたって道路や生活インフラが寸断されるなど甚大な被害が生じた。

事故直後から消防や警察、医療関係者らによる大規模な救助活動が進められたものの、時間の経過とともに生存者を発見する可能性は低下した。現場では巨大な岩石や不安定な地盤が作業を妨げ、重機や爆破による障害物の除去、DNA鑑定による身元確認などが行われた結果、犠牲者数は段階的に増加した。当局は地上での捜索を打ち切ったものの、土砂が烏江まで流れ込んだことから、水中の捜索は継続するとしている。

中国中央テレビ(CCTV)によると、10人が負傷し、このうち3人は退院した。また、二次災害を防ぐため周辺住民1100人以上が避難を余儀なくされている。被害を受けた道路についても復旧作業が進められ、近く交通が再開される見通しだという。

中国では山岳地帯が多く、夏季の集中豪雨による土砂災害がたびたび発生する。近年は異常気象の影響も指摘されるなど、豪雨による斜面崩壊や洪水への警戒が重要になっている。

今回の土砂崩れの原因については当局は調査を進めている。被災地では復旧と住民支援が今後の課題となる。今回の災害は中国における自然災害対策や山間部の防災体制のあり方を問いかける出来事となった。

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