インド・ハイデラバード建物火災、17人死亡、数人負傷
▽火事は18日未明に発生し、数時間後に鎮火した。
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インド中南部ハイデラバードの中心部で発生した建物火災について、地元当局は18日午後、これまでに17人の死亡を確認し、数人が病院で手当てを受けていると明らかにした。
プレス・トラスト・オブ・インディア通信は10数人が意識不明の状態で発見され、市内の病院に搬送されたと伝えていた。
それによると、1階は宝石店、上階は居住スペースであったという。火事は18日未明に発生し、数時間後に鎮火した。
テランガナ州政府は声明で、「建物内の回線がショートし、出火したとみられる」と述べた。
消防は出火原因を特定しておらず、調査を進めている。
テランガナ州消防局の局長は18日午後の記者会見で、「1階から出火したとみられ、2階と3階には21人が寝泊まりしていた」と語った。
また局長は「意識不明の状態で緊急搬送された17人は助からなかった」と述べた。
それによると、上階に続く階段は1つしかないうえに非常に狭く、物が散乱していたという。
モディ(Narendra Modi)首相はX(旧ツイッター)に声明を投稿。犠牲者と遺族に哀悼の意を表し、遺族に支援を提供すると約束した。
インドでこのような火事は珍しくない。専門家によると、建設業者は安全性よりコスト削減を優先することが多く、その結果、火事が起きた時にひどい結果を招いているという。
東部コルカタ中心部のホテルで先月末に発生した火災では14人が死亡した。