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パキスタン北西部のモスクで爆弾テロ、少なくとも21人死亡、80人負傷、警察施設狙った攻撃か

警察によると、爆発物を積んだ車両がモスクに突っ込み、自爆したとみられる。さらに少なくとも7人のテロリストが警察施設への侵入を試み、警察側と銃撃戦になった。
2026年9月18日/パキスタン、北西部カイバル・パクトゥンクワ州、爆弾テロが発生したモスク(AP通信)

パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州のコハート地区で18日、警察施設に隣接するモスクで大規模な爆発があり、少なくとも21人が死亡、80人が負傷した。死傷者の多くはモスクで礼拝していた警察官だった。

警察によると、爆発物を積んだ車両がモスクに突っ込み、自爆したとみられる。さらに少なくとも7人のテロリストが警察施設への侵入を試み、警察側と銃撃戦になった。

地元テレビ局は警察当局者の話しとして、「治安部隊がテロリスト6人を射殺し、別の自爆犯が近くにある情報機関の事務所を攻撃した」と伝えている。

現場となった警察施設には、州内で過激派掃討作戦を担っている対テロ部隊が置かれていた。爆発によって施設の外壁が崩れ、モスクも大きく損傷した。AP通信によると、爆発から数時間にわたって銃声が聞こえたという。

今回の事件について、犯行声明を出した組織は確認されていない。ただ、治安当局が掃討作戦を強化する中で、アフガニスタン国境周辺では同国最大のイスラム過激派TTP(パキスタンのタリバン運動)による警察や治安部隊への攻撃が相次いでおり、今回もTTPの関与が疑われている。17日にもカイバル・パクトゥンクワ州で治安部隊の車列を狙った爆弾攻撃があり、兵士6人が死亡していた。

パキスタンでは近年、TTPによる攻撃が急増している。TTPはアフガンのタリバンとは別組織だが、同盟関係にある。パキスタン政府はTTPがアフガン領内から攻撃を行っているとして、タリバン暫定政権に対応を求めてきた。一方、アフガン側は過激派をかくまっているとの批判を否定している。

両国間の緊張が続く中、カタールやトルコ、中国などが対話や停戦に向けた仲介を進めている。

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