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タイ8人死亡銃乱射事件、容疑者がSNSで暴力的なコンテンツ視聴=警察

警察によると、少年は過去1~2年にわたり銃器の扱いに関心を持っていたとみられる。
2026年8月9日/タイ、首都バンコク郊外ノンタブリー、銃撃事件が発生した学校前、花を供える女性(AP通信)

タイ・バンコク近郊の中等学校で8月7日に発生した銃乱射事件をめぐり、警察は9日、容疑者である14歳の少年が、事件前から銃器の使用方法に関心を示し、ソーシャルメディアで暴力的な内容のコンテンツを視聴していたことが捜査で判明したと発表した。

この事件では少年の祖父母2人が自宅で殺害された後、学校で6人が死亡し、少年自身も自殺した。20人以上が負傷し、2022年以来最悪の銃撃事件となった。

警察によると、少年は過去1~2年にわたり銃器の扱いに関心を持っていたとみられる。学校関係者への聞き取りでは、少年が昨年、空気銃の一種であるBBガンを学校に持ち込み、教師が取り上げていたことも明らかになった。事件現場からは銃器や使用済みの薬莢、ナイフ、少年が使用していたパソコンなどが押収された。

警察がパソコンを調べたところ、少年がソーシャルメディア上で暴力に関するコンテンツを視聴していたことが確認された。警察は現時点で、少年が実際に射撃訓練を行っていた証拠は確認されていないとしている。少年の母親はロイター通信の取材に対し、少年は明るく、事件当時も普段と変わらない様子だったと語った。

政府は事件を受け、今後3カ月以内に学校の安全対策を強化する方針を示した。具体的には生徒のメンタルヘルス検査や専門家への相談につなげる仕組みの整備、緊急時の避難訓練、いじめ防止策、学校への危険物の持ち込みを防ぐための検査などを進める。

今回の事件は銃器の普及率が比較的高いタイで、学校の安全確保や銃規制の在り方を改めて問う契機となっている。警察は複数の証人から聞き取りを進め、事件の経緯や少年が行動に至った背景の解明を急いでいる。

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