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チュニジア沖で移民船沈没、11人死亡、3人行方不明

船には少なくとも15人が乗っており、1人が救助され、3人が行方不明となっている。
2022年8月8日/チュニジア沖で保護された亡命希望者たち(Getty Images/AFP通信)

アフリカ北部・チュニジアの沿岸警備隊は23日、イタリアを目指していた移民船が沈没した事故について、これまでに11人の遺体を収容したと発表した。船には少なくとも15人が乗っており、1人が救助され、3人が行方不明となっている。沿岸警備隊や軍が巡視艇などを投入して捜索を続けている。

船はチュニジア南東部の港を出発し、イタリア方面へ向かっていたが、20日未明に沖合で沈没した。

これまでに救助されたのは男性1人だけで、この男性は約48時間海上を漂流した後、通りかかった商船に救助されたという。乗船者の中には妊婦も含まれていたと伝えられている。

現地では事故を受けて、行方不明者の捜索や当局の対応をめぐる不満が高まり、抗議活動も起きた。チュニジアは欧州へ渡ろうとする移民の主要な出発地点の一つとなっており、地中海中央部を通るルートでは危険な航海による死者や行方不明者が後を絶たない。

今回の事故は、欧州を目指す移民の流出を抑える政策が進められる一方、安全な移動手段が確保されないまま危険な海上ルートに頼らざるを得ない人々が存在する現実を改めて示した。

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