ガザ地区でイスラエル軍の空爆相次ぐ、4歳男児含む2人死亡、7人負傷
ガザでは2025年10月に米国仲介の停戦が発効したものの、その後も散発的な戦闘や空爆が続いている。
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パレスチナ・ガザ地区で23日、イスラエル軍による空爆が相次ぎ、少なくとも2人が死亡、7人が負傷した。ガザの医療関係者によると、死者には4歳の男児が含まれている。中部ザワイダとヌセイラト難民キャンプが標的になったという。
ザワイダではイスラエル軍が住民に避難を勧告した後、建物が攻撃を受けた。医療当局によると、空爆によって飛散した破片が4歳男児に当たり、医療機関で死亡が確認されたという。ヌセイラトの難民キャンプも攻撃を受け、複数人が負傷した。
イスラエル軍は今回の空爆について、ガザから風船やドローン、たこが飛ばされたことなどを背景に、イスラム組織ハマスのインフラを攻撃したと説明した。イスラエル軍は最近ハマスの幹部を殺害したことにも触れ、ガザからの脅威を排除するための軍事行動を続ける姿勢を示している。これに対しハマスは、イスラエルによる攻撃を停戦違反と非難した。
ガザでは2025年10月に米国仲介の停戦が発効したものの、その後も散発的な戦闘や空爆が続いている。ロイター通信によると、停戦開始後にガザで死亡したパレスチナ人は1200人を超え、イスラエル側では兵士4人が死亡している。停戦が形骸化する中、双方の主張が対立したまま武力衝突が続いていることが、和平の実現を難しくしている。
今回の空爆は米国が主導する和平構想が進展を見せない中で発生した。米特使は直前に中東を訪問し、ハマスの武装解除とイスラエル軍の段階的撤退を柱とする構想の実現を目指したが、イスラエル側とハマスの間には武装解除と軍撤退の順序をめぐって大きな隔たりが残っている。
