コロンビア南西部の金鉱山で崩落事故、6人死亡、12~15人行方不明、武装勢力の支配地域
県知事はこの鉱山について、当局の許可を得ずに操業する「非公式」の金鉱山と明らかにした。
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コロンビア南西部ナリーニョ県で19日、露天掘りの金鉱山が崩落し、少なくとも6人が死亡した。地元当局が明らかにした。それによると、12~15人が行方不明になっている。事故が起きたのはエクアドル国境に近い山間部にある金鉱山。
ナリーニョ県の広報担当は声明で、事故現場は通信状態が悪く、被害の全容把握に時間がかかっていると説明した。現場は密林に囲まれ、陸路でのアクセスが難しく、ボートか小型機でしか到達できない。自治体が対応に当たっているが、必要に応じて追加支援を求める方針だ。
県知事はこの鉱山について、当局の許可を得ずに操業する「非公式」の金鉱山と明らかにした。コロンビアでは政府の許可を得ずに操業する小規模鉱山が数百カ所存在し、一部は反政府勢力の支配下に置かれている。こうした鉱山では安全管理が不十分で、事故が多発している。
現地では治安上の問題も救助活動の障害となっている。この地域では、2016年の和平合意に参加せず武装闘争を続ける旧コロンビア革命軍(FARC)の元構成員らによるゲリラや麻薬組織など、複数の武装勢力が活動しているとされる。
県知事は被災者の救助と人道支援を円滑に進めるため、武装勢力に対して支援活動を妨げないよう要請。犠牲者の遺族に哀悼の意を表し、人命を最優先に対応すると表明した。救助隊が現場に到達し、行方不明者の安否を確認できるかが当面の焦点となっている。
