◎ガラビト受刑者は1990年代に8~16歳の子供190人以上を殺害したと告白。1999年4月に逮捕された。
コロンビアの連続殺人鬼ガラビト受刑者の顔写真(Colombia Police/AP通信)

1990年代に190人以上の子供を殺害したと告白したコロンビアの連続殺人鬼ガラビト(Luis Alfredo Garavito、66歳)受刑者が病院で死亡した。現地メディアが12日に報じた。

それによると、ガラビト受刑者は北部のベネズエラ国境近くにある病院で死亡したという。死因は明らかにされていない。

ガラビト受刑者は1990年代に8~16歳の子供190人以上を殺害したと告白。1999年4月に逮捕された。

地元メディアによると、ガラビト受刑者は国内11県を渡り歩き、僧侶、ホームレス、露天商などと身分を偽って子供を誘拐・虐待・殺害したという。

警察当局は1994年から59の町で子供とみられる114人の遺体を発見。ガラビト受刑者が犯行に関与したと自白したため、逮捕に踏み切った。

その後、ガラビト受刑者は190人以上を殺害したと認めた。

ガラビト受刑者は1999年の公判で犠牲者の遺族に謝罪した。

報道によると、ガラビト受刑者は年内に釈放されるとみられていた。

2021年、当時のドゥケ(Ivan Duque)大統領はガラビト受刑者が釈放される可能性を否定していた。

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