米ホワイトハウス近くで銃撃戦、容疑者死亡、通行人1人負傷
現場はホワイトハウス西側の17番街とペンシルベニア通り付近で、男は午後6時ごろ、バッグから拳銃を取り出して警備中の隊員に向けて発砲した。
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米ワシントンDCのホワイトハウス近くで23日夕、男が警備検問所付近で発砲し、銃撃戦の末に死亡した。シークレットサービスによると、現場はホワイトハウス西側の17番街とペンシルベニア通り付近で、男は午後6時ごろ、バッグから拳銃を取り出して警備中の隊員に向けて発砲した。隊員が直ちに応戦し、男は病院に搬送されたが死亡が確認された。
トランプ(Donald Trump)大統領はホワイトハウス内に滞在していた。シークレットサービスは声明で、「大統領への影響はなかった」と説明している。警備隊員に負傷者は出ていない。一方、通行人1人が銃撃戦に巻き込まれて負傷し、病院に搬送された。負傷者のケガが男の発砲によるものか、警備側の応射によるものかは現時点で明らかになっていない。
現場周辺は一時騒然となり、ホワイトハウスを取材していた報道関係者らが記者会見室に避難した。AP通信の記者は「数十発の銃声を聞いた」と説明し、SNS上にも銃声が響く中で人々が地面に伏せる様子を捉えた映像が投稿された。警察車両や救急車が周辺道路を封鎖し、規制線が設置された。
連邦捜査局(FBI)とDC警察がシークレットサービスとともに事件の経緯や動機を調べている。APによると、死亡した男は21歳の男とされるが、それ以上の詳細は明らかになっていない。
今回の事件はホワイトハウス周辺における治安上の緊張を改めて浮き彫りにした。4月にはホワイトハウス記者協会夕食会の会場で発砲事件が発生し、トランプ氏が緊急避難する事態となった。首都中心部で大統領警護を担うシークレットサービスの対応能力とともに、政治的緊張が高まる米国社会の不安定さにも注目が集まっている。
