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米メモリアルデーのバーベキューで節約「工夫次第で楽しい時間は十分に作れる」

物価高が続く中でも、多くの家庭が工夫を凝らしながらメモリアルデーの恒例行事を楽しもうとしている。
バーベキューのイメージ(Food & Wine)

米国で夏の始まりを告げる祝日「メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)」を前に、家庭でのバーベキューやクックアウトにかかる費用が大きな関心を集めている。米ABCニュースは食材価格の高騰が続く中でも、工夫次第で出費を抑えながら休日の食事を楽しめる方法を特集した。

番組では、牛ひき肉やホットドッグ、飲料など定番メニューの価格上昇が家計を圧迫している現状を紹介。特に牛肉価格は前年より大幅に上昇しており、家族や友人を招いた大規模なバーベキューを断念する人も増えているという。ABCによると、牛ひき肉は1ポンド当たり6〜8ドルに達し、数年前の倍近い価格になっている地域もある。

こうした状況を受け、専門家は節約術として「高価な食材を減らす工夫」を提案している。例えば、牛肉だけでなく鶏肉やターキーバーガーを取り入れるほか、ひき肉に豆類やキノコを混ぜることで量を増やしながらコストを抑える方法が紹介された。また、事前にまとめ買いを行い、冷凍保存を活用することで無駄を減らせるという。

さらに、手作りメニューを増やすことも節約につながる。出来合いの商品を購入する代わりに、パスタサラダや豆サラダ、焼き菓子などを自宅で準備することで、出費を大きく抑えられるとしている。招待客にパンや飲み物、付け合わせを持参してもらう「ポットラック形式」も広がりを見せている。

番組では、価格高騰の背景としてインフレや燃料費の上昇も指摘された。ガソリン価格の高騰は食材輸送コストを押し上げ、消費者の負担増加につながっている。メモリアルデー期間は旅行需要も高まるため、移動費と食費の双方が家計に重くのしかかっている状況だ。

一方で、専門家は「工夫次第で楽しい時間は十分に作れる」と強調する。旬の野菜を活用したグリル料理や、事前準備を徹底したシンプルなメニューは、費用を抑えるだけでなく調理の負担軽減にもつながるという。特に夏野菜や果物は比較的安価で、彩りや満足感を高める食材として注目されている。

物価高が続く中でも、多くの家庭が工夫を凝らしながらメモリアルデーの恒例行事を楽しもうとしている。節約を意識しつつ、人々が家族や友人との時間を大切にする姿勢は、今年の祝日の特徴となりそうだ。

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