バミューダ発ボストン行き医療機が消息絶つ、米マサチューセッツ州沖で残骸、海底捜索へ
米連邦航空局(FAA)は3日の午前2時ごろ、航空機との通信が途絶えたとして沿岸警備隊に連絡した。
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米マサチューセッツ州沖で、英領バミューダからボストンへ向かっていた医療搬送機が消息を絶ち、米沿岸警備隊などが捜索を続けている。行方不明となったのはカナダ登録のガルフストリームG100型機で、カナダ人の乗員4人とバミューダ人の乗客2人の計6人が搭乗していた。3日未明に連絡が途絶え、マサチューセッツ州ナンタケット島沖で航空機の残骸とみられる漂流物が見つかった。
米連邦航空局(FAA)は3日の午前2時ごろ、航空機との通信が途絶えたとして沿岸警備隊に連絡した。捜索には沿岸警備隊のほか、ニューヨーク州兵の航空救難部隊やマサチューセッツ州当局などが参加し、固定翼機、ヘリコプター、船舶を投入している。捜索範囲は約7300平方キロメートルに及び、広大な海域で機体や搭乗者の捜索が続いている。
現場周辺の海底は水深約24~27メートルと比較的浅く、沿岸警備隊はソナーを使った海底捜索にも着手する方針だ。発見された残骸の位置を手掛かりに、海中に沈んだ機体の特定を進める。
航空管制との交信記録からは、消息を絶つ直前に機長が電気系統のトラブルを報告していたことが分かっている。管制官との交信では、機長が「盲目状態で飛行している」と発言していたとされる。また、飛行追跡データでは、同機が高度約2万4000フィートから約1万フィートまで急降下していた。
専門家によると、電気系統のトラブルで計器や航法機器が機能しなくなった場合、機体の姿勢や進行方向を把握できなくなり、操縦が極めて困難になるという。
沿岸警備隊は海上に生存者がいる可能性を念頭に捜索を継続している。カナダ当局も米当局と連携し、搭乗者の家族に捜索状況を伝えている。
