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米マイアミの海上でボート爆発、複数人負傷、原因調査中

爆発が起きたのは観光客やレジャー客に人気のハウローバー サンドバー付近の海域。9日の午後1時ごろ、「船で爆発が起きた」との通報を受け、マイアミ消防隊が出動した。
2026年5月9日/米フロリダ州マイアミビーチ近く(ABCニュース)

フロリダ州マイアミ近郊の海上で9日、船舶が爆発し、複数の負傷者が病院に搬送された。地元当局が調査を進めている。

ABCニュースによると、爆発が起きたのは観光客やレジャー客に人気のハウローバー サンドバー付近の海域。9日の午後1時ごろ、「船で爆発が起きた」との通報を受け、マイアミ消防隊が出動した。現場には消防艇や海難救助部隊など25以上の部隊が派遣され、沿岸警備隊やフロリダ州魚類野生生物局(FWS)も対応にあたった。

消防によると、現場では多数の負傷者が確認された。当初、15人が病院へ搬送されたと伝えられたが、その後の情報で11人に修正された。負傷者の身元や容体は明らかになっていない。

爆発したのはチャーター船とみられ、ビスケーン湾を航行中に爆発したという。爆発の原因は判明しておらず、燃料系統やガス設備の不具合なども含めて捜査が行われている。FWCは声明で、「調査は始まったばかりであり、現時点で断定できる情報はない」と述べた。

現場となったハウローバー サンドバーはマイアミ北部に位置する浅瀬で、休日には多くのボート利用者が集まる人気スポットとして知られる。事故当時も多数の船舶や観光客が周辺海域にいたとみられ、爆発直後には煙が上がり、一帯が騒然となった。

消防当局は今回の事故を「レベル2大量傷病者事案」として対応した。これは通常の救急体制では対応が難しい規模の事故を意味し、多数の救急車両や医療スタッフが投入された。

マイアミ消防隊は声明で、「ボートシーズンを迎える中、水上での安全確保を最優先にしてほしい」と呼びかけた。そのうえで、消火器や安全装備の点検、出航前の機器確認を徹底するよう注意を促した。

米国では春から夏にかけてレジャーボートの利用が急増する。特にフロリダ州は年間を通じて温暖な気候からボート文化が盛んで、海難事故や船舶火災がたびたび発生している。今回の爆発は観光地近くで発生したことから、地元住民だけでなく観光業界にも衝撃を与えている。

当局は船体の損傷状況や乗船者への聞き取りを進め、爆発に至った経緯を詳しく調べている。

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