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D4vd殺人事件:米ロサンゼルスで予備審問始まる

D4vdはTikTokで楽曲が人気を集め、2022年以降に急速に知名度を高めた新進アーティストである。
米カリフォルニア州ロサンゼルス郡、D4vd名義の車から遺体となって発見された10代の女性(左)とD4vd(ABCニュース)

カリフォルニア州ロサンゼルスで21日、歌手のデヴィッド・アンソニー・バーク(芸名D4vd、David Anthony Burke)被告に対する殺人事件の予備審問が始まった。審理は約4日間にわたって行われる予定で、裁判所は検察側が公判に進むための証拠を示せるかどうかを判断する。陪審員は参加せず、判事が「公判を開くに足る相当な理由」があるかを審査する手続きとなる。

バーク被告は2025年4月に当時14歳だったリバス・ヘルナンデス(Celeste Rivas Hernandez)さんをロサンゼルス市内の自宅に呼び出し、刃物で殺害したうえで遺体を切断したとして、第1級殺人や性的虐待、死体損壊などの罪で起訴されている。検察は被告が交際関係を公にされることを恐れ、自身の音楽活動への影響を避ける目的で犯行に及んだと主張している。

検察側は審理で、両者の間で交わされたメッセージや防犯カメラ映像、DNA鑑定結果、遺体損壊に使用されたとされる工具の購入記録などを証拠として提出する方針だ。また、被告と被害者との接触は少女が11歳だった頃から始まっていたとし、長期間にわたる不適切な関係があったと主張している。

一方、バーク被告はすべての罪状について無罪を主張している。現時点で弁護側の説明は法廷で示されていないものの、弁護人は今後の審理を通じて無実を立証できるとの立場を取っている。

予備審問では有罪・無罪そのものは判断されず、正式な刑事裁判に進むだけの証拠があるかどうかが争点となる。

D4vdはTikTokで楽曲が人気を集め、2022年以降に急速に知名度を高めた新進アーティストである。代表曲「Romantic Homicide」のヒットをきっかけにレコード会社と契約し、音楽フェスティバルへの出演など活動の幅を広げていた。

予備審問の結果、裁判官が十分な証拠があると判断した場合、本件は正式な陪審裁判へ移行し、刑事手続きが本格化する見通しだ。

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