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トランプ氏、国連演説でイランに警告、和平合意なければ「殲滅」示唆

トランプ氏は演説で、イランとの合意が成立する可能性にも言及。11月3日に行われる中間選挙後に和平合意が実現するとの見通しを示し、イラン側が米国の選挙結果を見極めようとしているとの認識を示した。
2026年9月22日/国連本部、トランプ米大統領(ロイター通信)

トランプ(Donald Trump)米大統領は22日、国連総会の一般討論演説で、イランとの和平合意が成立しなければ、イランを「壊滅」させる可能性があると警告した。トランプ氏はイランが核兵器を取得することを阻止するため米国が軍事行動を取ったと主張し、戦争を終結させるための合意を選ぶのか、それとも軍事的に決着させるのかという選択を提示した。

トランプ氏は演説で、イランとの合意が成立する可能性にも言及。11月3日に行われる中間選挙後に和平合意が実現するとの見通しを示し、イラン側が米国の選挙結果を見極めようとしているとの認識を示した。その一方で、イランが核兵器を保有することは絶対に認めないと強調し、各国に対してもイランを経済的に孤立させるよう呼びかけた。

ただ、演説後のトランプ氏の発言には外交交渉への姿勢も表れた。イギリスのバーナム(Andy Burnham)首相との会談後、トランプ氏は米国とイランが22日も協議を続けていると説明し、「合意に達する」との見方を示した。具体的な交渉内容は明らかにしていない。

一方、イラン側でも米国との交渉再開に向けた動きが伝えられている。イラン高官はロイター通信の取材に対し、仲介国を通じて先週、米国側に新たな提案を伝えたと説明。米国が軍事的圧力を緩和し、イランの港湾封鎖を解除すれば、ペルシャ湾とインド洋を結ぶホルムズ海峡を7日以内に再開できる可能性があると述べた。

トランプ氏は演説でイラン問題だけでなく、ウクライナ戦争についても言及し、ロシアとウクライナの首脳と緊密に協議しており、和平を実現できるとの見通しを示した。国連総会での発言は、軍事的圧力を維持しながら外交交渉も進めるという米国の対イラン政策を改めて示すものとなった。

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