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アマゾン貨物機が米マイアミ空港で滑走路逸脱、5人死亡、車両に衝突・炎上

事故機は貨物航空会社21 Airが運航するボーイング767型機で、米領プエルトリコのサンフアンからマイアミに向かっていた。
2026年9月6日/米フロリダ州のマイアミ国際空港、滑走路を逸脱した貨物機(AP通信)

フロリダ州のマイアミ国際空港で6日午後、小売り大手アマゾンの貨物輸送便が滑走路をオーバーランし、複数の車両に衝突・炎上する事故が起きた。当局によると少なくとも5人が死亡し、複数の負傷者が出た。事故を受け、米国有数の利用者数を誇る同空港ではすべての滑走路が一時閉鎖され、約250便が影響を受けた。

事故機は貨物航空会社21 Airが運航するボーイング767型機で、米領プエルトリコのサンフアンからマイアミに向かっていた。連邦航空局(FAA)によると、機体は午後2時ごろ、滑走路の終端を越えて空港敷地内の道路付近に進入。そこで複数の車両に衝突し、その後、機体から炎と黒煙が上がった。

事故現場では、パイロットと副操縦士が一時機内に閉じ込められたほか、衝突された車両の中にも取り残された人がいた。車の下から救出された人もいたとされる。負傷者のうち3人は重篤な状態で、さらに2人が病院で治療を受けたという。亡くなった5人が航空機の搭乗者だったのか、車両に乗っていた人だったかは明らかになっておらず、当局が確認を進めている。

事故機は製造から約32年が経過していた。もともとは旅客機として製造された機体で、2015年に貨物機に改修され、その後、21 Airが運航していた。事故後、同空港では消防や救急隊など多数の緊急対応要員が現場に入り、消火活動と救助活動を続けた。機体から燃料が漏れていたことから、事故発生から数時間後も消防当局が警戒を続けた。

事故原因の調査はFAAと国家運輸安全委員会(NTSB)が主導する。NTSBのホメンディ(Jennifer Homendy)委員長も現地入りする予定で、航空機の整備状況や飛行データ、操縦室での状況、滑走路上での機体の動きなどを詳しく調べる見通しだ。

アマゾンは犠牲者に哀悼の意を示すとともに、調査に全面的に協力する姿勢を示した。

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