◎ガトウィック空港はロンドン中心部の南方約50kmに位置する。
イギリス、ロンドンのガトウィック空港(Getty Images)

イギリスのガトウィック空港は14日、滑走路近くで無人機(ドローン)とみられる飛行体を目撃したという情報に基づき、滑走路を1時間ほど閉鎖した。

ガトウィック空港はロンドン中心部の南方約50kmに位置する。利用者数は同国で2番目に多い。

空港事務所は声明で、「午後1時44分(現地時間)に滑走路近くでドローンとみられる飛行体を目撃したという連絡を受け、定められた規則に基づき、滑走路を一時閉鎖した」と述べている。

同港は約50分に閉鎖を解除したが、飛行体を発見したかどうかには言及していない。

この閉鎖により、到着便12便が他港への迂回を余儀なくされた。

同港は2018年12月、数十件のドローン目撃情報を受け、3日連続で滑走路の一部を閉鎖。14万人以上の足に影響が出た。

警察は航空機の運航を妨害したとして男女を逮捕したが、その後、事件に関与していなかったとして釈放。結局犯人を特定することはできず、ドローンの目撃情報が本当だったかどうかも分からなかった。

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