◎乱闘は28日の「ドイツvsフランス」の試合終了後に発生。警察はフランスチームに所属する16歳の選手を拘束した。
2023年5月30日/ドイツ、フランクフルト郊外のサッカーコート(Michael Probst/AP通信)

ドイツの警察当局は31日、フランクフルトで開催されたサッカーの国際ユース大会(U15)に出場し、試合後の乱闘で脳に損傷を負った15歳の少年が死亡したと発表した。

地元警察によると、乱闘は28日の「ドイツvsフランス」の試合終了後に発生。警察はフランスチームに所属する16歳の選手を拘束した。

それによると、亡くなった少年は頭もしくは首を殴られ、倒れたという。少年はドイツの選手とみられ、身元は明らかにされていない。

フランクフルト警察は声明で、「今後数日以内に亡くなった選手の検死を行う予定」と明らかにした。

少年は現場で医療従事者の手当てを受け、市内の病院に搬送されていた。

乱闘に至った経緯は調査中である。警察は当時の様子を撮影した保護者や関係者に情報提供を呼び掛けている。

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