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パリSGがCL連覇、歓喜のサポーターと警察が衝突、130人拘束

30日の決勝戦(PSG対アーセナル)終了後、多くのPSGファンが市内各地に繰り出し、クラブの勝利を祝った。
2026年5月30日/フランス、パリ市内(ロイター通信)

UEFAチャンピオンズリーグでフランス1部のパリ・サンジェルマン(PSG)が連覇を達成し、首都パリが歓喜に包まれた。一方で、一部のサポーターと警察との衝突も発生し、祝賀ムードの裏で治安上の緊張が高まった。

30日の決勝戦(PSG対アーセナル)終了後、多くのPSGファンが市内各地に繰り出し、クラブの勝利を祝った。ホームスタジアムのパルク・デ・プランスには大型スクリーンが設置され、約4万人が集結。さらにシャンゼリゼ通りには約2万人のサポーターが押し寄せ、発煙筒や旗を掲げながら歓声を上げた。街は深夜まで祝福の声とクラクションに包まれた。

しかし、すべてが平穏に進んだわけではなかった。警察によると、一部の若者が店舗や車両を破壊し、治安部隊に向けて物を投げるなどの行為が発生した。警察は群衆制御のため催涙ガスを使用し、130人以上を拘束した。少なくとも車両6台と店舗2軒が被害を受けたという。

当局は試合前から大規模な警備体制を敷いていた。過去にもPSGの勝利後に暴動や略奪行為が発生した経緯があり、今回も約2万2000人の警察官が全国で動員された。とりわけパリ中心部やスタジアム周辺では厳重な警戒が続いていた。

PSGは欧州屈指の強豪クラブへと成長し、その人気は国内外で高まっている。一方で、熱狂的なサポーター文化や一部過激派グループによる暴力行為も長年の課題となってきた。過去には試合後の暴動や警察との衝突で多数の負傷者や逮捕者が出たこともあり、当局は注目度の高い試合のたびに対応を迫られている。

今回の優勝はクラブにとって歴史的成果となったが、その祝賀行事は歓喜と混乱が入り交じるものとなった。多くのファンが平和的に勝利を祝う一方で、一部の暴力行為が都市機能や公共の安全に影響を及ぼした形だ。

警察当局は拘束者の取り調べを進めるとともに、被害状況の確認を急いでいる。CL王者となったPSGへの称賛が広がるなか、スポーツの祝祭をいかに安全に運営するかという課題も浮き彫りとなった。

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