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エルモ、NBAファイナルに関する投稿で”珍騒動”に直面

エルモは自身のX(旧ツイッター)およびインスタグラムで、「両チームが楽しめますように」とメッセージを発信。さらにバスケットボールをシュートする動画も公開し、試合を盛り上げようとした。
セサミストリートの人気キャラクター「エルモ」(Getty Images)

米国の人気子ども番組「セサミストリート」のキャラクター、エルモがNBAファイナルをめぐるSNS投稿で思わぬ騒動の中心となった。発端はニューヨーク・ニックスとサンアントニオ・スパーズが対戦する2026年NBAファイナル開幕に合わせてエルモが投稿した一言だった。

エルモは自身のX(旧ツイッター)およびインスタグラムで、「両チームが楽しめますように」とメッセージを発信。さらにバスケットボールをシュートする動画も公開し、試合を盛り上げようとした。ところが、この“公平な応援”が一部のニックスファンの反発を招いた。

ニックスは1999年以来となるNBAファイナル進出を果たし、ニューヨーク州では優勝への期待が高まっている。ファンの間では、ニューヨークを象徴する存在でもあるエルモが地元チームを応援するのは当然だとの見方が広がっていた。セサミストリートの舞台はニューヨーク市をモデルとしており、番組ゆかりの場所も同市内に存在する。そのため、「地元なのだからニックスを応援すべきだ」とする声がSNS上に相次いだ。

投稿は大きな話題となり、多くの利用者がコメントを寄せた。「今はスポーツマンシップを語る時ではない」「どちらかを選ぶべきだ」など、半ば冗談交じりながらも熱のこもった反応が続出した。ファストフードチェーンの公式アカウントまでが「今はそのタイミングじゃない」と反応し、騒動はさらに拡大した。

こうした反響を受け、エルモさんは翌日に再びSNSを更新。「前のメッセージは忘れてほしい。みんなをけしかけるつもりはなかった」とコメントを投稿した。ファンの怒りを和らげようとした形だ。

一方で、多くの利用者はこの騒動を深刻な論争ではなく、スポーツファンと人気キャラクターによる“お祭り騒ぎ”として受け止めている。SNS上では「本気で怒っている人はほとんどいない」「ジョークとして楽しんでいるだけだ」といった声も目立った。海外掲示板でも、エルモへの批判は主に冗談として行われているとの見方が広がっている。

NBAファイナルという大舞台が生み出した今回の騒動は、スポーツ熱狂とSNS文化が交差した象徴的な出来事となった。中立を貫こうとしたエルモだったが、その姿勢こそがファン心理を刺激し、予想外の話題を呼ぶ結果となった。

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