◎東部ザクセン・アンハルト州の動物園で行方不明になったヤマアラシ2匹のうち1匹が無事帰還した。
ヤマアラシ(Getty Images)

ドイツ警察は21日、東部ザクセン・アンハルト州の動物園で行方不明になったヤマアラシ2匹のうち1匹が無事帰還したと発表した。

ドイツ通信社(dpa)によると、同州近郊の動物園で飼育されていたヤマアラシのピンキーとブレインは19日に何者かに連れ去られたという。

ザクセン・アンハルト州警察は州内の動物園に警戒を呼びかけ、ピンキーとブレインを捜索していた。

dpaは警察筋の話を引用し、「2匹がいなくなった経緯を調べている」と報じた。それによると、2匹が自力で逃げ出すことは動物園の構造上、不可能だという。

警察は21日、「ブレインが動物園に戻った」と発表したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

地元メディアは「動物園から10kmほど離れた場所でピンキーを見たという情報が寄せられている」と報じている。

2匹の名前は米映画大手ワーナー・ブラザースが制作した人気アニメ「ピンキー&ブレイン(原題:Pinky and The Brain)」にちなんで名づけられた。

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