◎検察は容疑者の身元と年齢を明らかにしていない。
ドイツ、フランクフルトの警察官(Getty-Images)

ドイツ連邦検察庁は22日、イスラム過激派と連携してテロ攻撃を計画した10代の男性を逮捕したと発表した。

容疑者はドイツとコソボ国籍保有者。西部ノルトライン・ウェストファーレン州の町で拘束された。

検察によると、容疑者はイスラム国(ISIS)がマルチメディアメッセージングサービスに投稿するプロパガンダの影響を受けた可能性が高いという。

検察は容疑者の身元と年齢を明らかにしていない。

独紙ビルトによると、容疑者はエトリットと名乗ったという。警察は国家を脅かす暴力行為を計画し、外国のテロ組織を支援した容疑で逮捕した。

検察は声明の中で、「容疑者は爆発物や焼夷弾の製造方法を調べ、準備していた」と述べている。

また検察は、「容疑者は爆破テロ計画が頓挫することを心配した」と説明。代わりにナイフで警察官を攻撃すると決めたが、実行前に逮捕されたとしている。

一部メディアは容疑者とみられるSNSユーザーがテロを示唆するコメントを投稿していたと報じている。

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