◎この傾きかけた灯台の石造りの桟橋は以前から崩壊の危機にあった.
2022年8月18日/ドイツ、ブレーメン州ブレーマーハーフェンの灯台(Sina Schuldt/ドイツ通信社)

ドイツの警察当局は18日、北部ブレーメン州ブレーマーハーフェンの港にある灯台が大きく傾き、倒壊する可能性があると発表した。

ドイツ通信社(dpa)は警察当局者の話を引用し、「灯台を救うことはできないだろう」と報じた。

州警察は声明で、「残念ながら、灯台は今後数日以内に歴史を残すことになると思う」と述べている。

この傾きかけた灯台の石造りの桟橋は以前から崩壊の危機にあったという。当局は港への入港をすでに禁じており、長い間修理が必要だったのだ。

しかし、港を管理するブレーメンポート社によると、近いうちに商業船の入港を再開する予定だという。

同社は声明で、「灯台が自壊しなければ、今月中にも取り壊し、新しい灯台を建設する予定」としている。

この灯台を長年見守ってきたという地元の男性はdpaの取材に対し、「自壊ではなく、取り壊してほしい」と語った。

dpaは専門家の話を引用し、「撤去するのであれば、桟橋上ではなく水上にクレーンを設置し吊り上げ、解体することになるだろう」と報じている。

2022年8月18日/ドイツ、ブレーメン州ブレーマーハーフェンの灯台(Sina Schuldt/ドイツ通信社)
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