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ドイツの空港に爆弾搭載ドローン、内相が懸念表明「これまでとは異なるレベルの脅威」

空港職員は5日未明、南側滑走路付近でドローンを発見した。
2026年8月5日/ドイツ、東部ライプチヒのライプチヒ・ハレ空港(ロイター通信)

ドイツ東部のライプチヒ・ハレ空港で爆発物を搭載したドローンが滑走路近くの立ち入り禁止区域で見つかり、当局はテロの可能性も視野に捜査を進めている。ドブリント(Alexander Dobrindt)内相は5日、「これまでとは異なる新たなレベルの脅威」と述べ、重要インフラを狙ったハイブリッド攻撃の可能性があるとの認識を示した。

空港職員は5日未明、南側滑走路付近でドローンを発見した。通報を受け爆発物処理班が出動し、起爆装置を取り外したため爆発には至らなかったが、空港は一時滑走路を閉鎖し、多くの貨物便や旅客機が他空港への迂回を余儀なくされた。その後、一部の運航は再開されたものの、現場検証のため滑走路の一部では封鎖が続いた。

さらに、同時間帯に別の飛翔体が貨物機に接触した可能性も浮上している。DHLの貨物機が飛行中に何らかの物体と衝突し、機体の一部が損傷、安全確認のため目的地を変更した。捜査当局はこの物体もドローンであった可能性があるとして詳しい状況を調べている。

ライプチヒ・ハレ空港は欧州有数の貨物拠点であり、DHLの物流拠点であるほか、ウクライナのアントノフ航空機が利用する施設としても知られる。このため、事件は物流網だけでなく、安全保障上も重大な意味を持つと受け止められている。

連邦検察はテロ・国家保安事件を担当する部署が捜査を引き継ぎ、犯行の背景や関与した組織の特定を急いでいる。

ドイツでは近年、軍施設や港湾、エネルギー施設などで正体不明のドローンが相次いで確認されており、2024年にはライプチヒのDHL施設で可燃性装置を使った事件も発生した。

当局は今回の事案についても「計画的な犯行」とみており、ロシアによる妨害工作との関連を指摘する声もあるが、現時点で関与を裏付ける証拠は確認されていない。政府は空港や重要インフラの警備を一段と強化するとともに、ドローンを利用した新たな脅威への対策を急ぐ方針である。

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