◎5人は爆破テロの実行犯をほう助した疑いで逮捕された。
2022年11月16日/トルコ、イスタンブールの商店街、爆破テロの犠牲者を追悼する人々2(Khalil Hamra/AP通信)

ブルガリア当局は19日、イスタンブールの爆破テロに関与したとされる容疑者5人を逮捕したと発表した。

検察庁の報道官によると、5人は爆破テロの実行犯をほう助した疑いで逮捕されたという。

地元メディアは警察筋の話を引用し、「5人は実行犯の逃亡を後方支援した」と報じているが、この実行犯が逮捕されたか否かには触れていない。

トルコ警察は実行犯とされるシリア人の女を逮捕している。ブルガリア警察が説明した実行犯がこの女かどうかは分からない。

今回逮捕された5人の国籍と身元は明らかにされていない。

一方、トルコ国営アナトリア通信は19日、イスタンブール警察が実行犯をほう助したとされる容疑者8人を新たに逮捕したと報じた。

イスタンブールの地方裁判所は前日、国家への攻撃、殺人、殺人未遂の罪で容疑者17人の拘留を命じている。また判事は3人の保釈を認め、29人に国外退去を命じた。

爆発テロは13日の現地時間16時20分頃に歩行者天国のイスティクラル通りで発生。子供2人を含む6人が死亡し、80人以上が負傷した。

トルコ政府はこの攻撃に反政府武装組織「クルド労働者党(PKK)」が関与していると明言したが、PKKは関与を否定している。

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