ロシア極東のガス化学施設で火災、3人死亡、150人負傷
この施設はポリエチレンとポリプロピレンを生産する計画で、稼働すれば世界最大級の生産拠点の一つになるとされる。
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ロシア極東にある建設中のガス化学施設で25日、火災が発生し、3人が死亡、約150人が負傷した。施設の担当者によると、死者は中国人2人とロシア人1人で、負傷者のうち24人が病院に搬送された。火災が発生した施設は、ロシアの石油化学大手シブールと中国石油化工集団(シノペック)が共同で建設を進めている。
この施設はポリエチレンとポリプロピレンを生産する計画で、稼働すれば世界最大級の生産拠点の一つになるとされる。事故当時、現場では多数の作業員が建設作業に従事していたとみられる。
今回の事故では中国人労働者が死亡したことも注目されている。ロシアでは大規模な産業・インフラ施設の建設に外国人労働者を受け入れており、特に中国からの労働者が重要な労働力となっている。ロシアと中国がエネルギーや経済面で関係を深める中、両国企業が共同で進める大型事業で重大事故が発生した形となった。
出火原因は明らかになっていない。建設中の化学関連施設では可燃性物質や高圧設備などを扱う場合があり、火災が発生すれば多数の死傷者につながる危険性がある。今後、ロシア当局が事故原因や安全管理体制について調査を進めるとみられる。
今回の事故はロシア極東におけるエネルギー・化学産業拠点の建設が、安全面でも大きな課題を抱えていることを示す出来事となった。施設の完成や操業開始に向け、事故原因の究明と安全対策の徹底が求められる。
