イスラエル軍、ガザ地区を空爆、2人死亡、医薬品保管庫が標的に
パレスチナ保健当局によると、北部ガザ市内への空爆で2人が死亡した。
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パレスチナ・ガザ地区で8月1日、イスラエル軍による空爆があり、保健当局によると少なくとも2人が死亡した。また中部デイル・アルバラにある病院近くでは医薬品を保管していた倉庫2棟が別の空爆で破壊され、医療体制への影響が懸念されている。
イスラエル軍は病院付近への攻撃について、イスラム組織ハマスの兵器保管施設を標的にしたと主張している。
パレスチナ保健当局によると、北部ガザ市内への空爆で2人が死亡した。イスラエル軍報道官はこの空爆について、標的はハマスの戦闘員だったと述べたものの、詳細な情報は公表しなかった。
一方、デイル・アルバラでは病院の医薬品倉庫が破壊され、腎不全患者向けの治療薬や各種医療物資が失われたという。現場では医薬品の残骸が周囲に散乱し、近くの避難民テントも被害を受けたと伝えられている。
今回の攻撃は、米国の仲介で進められている和平協議の先行きが不透明になる中で発生した。トランプ(Donald Trump)米大統領は7月31日、ハマスが武装解除に同意したことを「大きな前進」と評価し、停戦実現に期待を示した。しかし、イスラエル国内では対応が一致しておらず、強硬派のベン・グヴィル(Itamar Ben Gvir)治安相は和平案に反対し、軍事作戦の継続を主張している。
ハマス側も、イスラエル政府が正式に合意を承認しなければ履行には応じられないとの立場を示しており、交渉の行方は依然として不透明である。
ガザでは停戦合意が成立した後も空爆や軍事作戦が断続的に続いている。ロイター通信によると、この約9カ月間で1200人以上のパレスチナ人が死亡し、多くが女性や子どもだった。長期化する戦闘により医療施設やインフラは大打撃を受け、200万人余りが避難生活を余儀なくされている。
今回の医薬品倉庫の破壊は、慢性的な医薬品不足に苦しむガザの医療体制をさらに圧迫する恐れがあり、人道状況の一層の悪化を懸念する声が強まっている。
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