ヨルダン川西岸でイスラエル軍の空爆、ハマス構成員含む3人死亡
西岸地区での空爆は数カ月ぶりで、今回の攻撃は同地域で続く緊張の高まりを改めて示すものとなった。
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イスラエル軍は28日、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区北部のジェニン周辺で空爆を実施し、イスラム組織ハマスの構成員1人を含むパレスチナ人3人を殺害したと発表した。西岸地区での空爆は数カ月ぶりで、今回の攻撃は同地域で続く緊張の高まりを改めて示すものとなった。
イスラエル軍によると、標的となったのはハマスの構成員で、イスラエル市民や治安部隊に対する攻撃を組織していたという。攻撃では車両が狙われ、この男を含む3人が死亡した。
ハマスもこの男が組織のメンバーだったことを認め、攻撃を非難した。また、ハマスと協力関係にある過激派組織イスラム聖戦も、死亡者の1人が同組織のメンバーだったと主張した。
一方、パレスチナ赤新月社は攻撃現場でイスラエル軍が救急隊員の活動を妨げ、負傷者の搬送を遅らせたと主張している。イスラエル軍はこの主張についてコメントしていない。
ヨルダン川西岸では、イスラエル軍による急襲や拘束作戦に加え、ユダヤ人入植者によるパレスチナ人への襲撃も相次ぎ、情勢が悪化している。イスラエルは2025年に西岸北部で大規模な軍事作戦を実施し、難民キャンプから多数のパレスチナ人が移転を余儀なくされた。
今回の空爆は、ガザ地区だけでなく西岸地区でも武力衝突が深刻化している現状を浮き彫りにした。ハマスはイスラエルの軍事行動を強く非難する一方、イスラエルは武装勢力による攻撃を防ぐための作戦だとしている。
