イラン国営メディア、米軍が漁船2隻を攻撃と報道、漁師1人負傷、2人行方不明
報道によると、攻撃が確認されたのはケシュム島の周辺海域。当局者は漁船が米軍の攻撃を受けたと説明したが、攻撃に使用された兵器や具体的な発生状況、漁船が攻撃対象となった理由などは明らかになっていない。
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イラン国営放送(IRIB)は10月31日、南部ホルモズガーン州の当局者の話しとして、米軍がホルムズ海峡北側に位置するケシュム島付近で漁船2隻を攻撃したと報じた。この攻撃で漁師1人が負傷し、2人が行方不明になっているという。
報道によると、攻撃が確認されたのはケシュム島の周辺海域。当局者は漁船が米軍の攻撃を受けたと説明したが、攻撃に使用された兵器や具体的な発生状況、漁船が攻撃対象となった理由などは明らかになっていない。
米国側から攻撃を認める公式発表はなく、ロイター通信によると、ホワイトハウスと国防総省は報道機関からの問い合わせに回答しなかった。このため、攻撃の事実関係や米軍の関与については独立した確認が取れていない。
今回の報道は、米国とイランの軍事的緊張が高まる中で伝えられた。イラン指導部は最近、敵対勢力による脅威に対しては地理的な制約を設けず、軍が直ちに対応するよう命じていた。漁船への攻撃が事実であれば、イラン側が報復措置に踏み切る可能性もあり、地域情勢への影響が懸念される。
ケシュム島はホルムズ海峡に近い戦略的要衝のひとつ。同海峡は世界の原油輸送において重要な航路であり、米イラン間の衝突が拡大すれば、海上交通やエネルギー市場にも影響を及ぼしかねない。今後、双方の発表や追加情報による事実確認が焦点となる。
