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フランス南西部で竜巻発生、約300戸が被害、住民避難

竜巻はポマスを短時間で通過したとみられ、屋根が吹き飛ばされたり、壁が崩れたりするなど、深刻な被害が確認された。
2026年8月25日/フランス、オード県ポマス村、竜巻被害に遭った建物(ロイター通信)

フランス南西部オード県で24日夜、強力な竜巻が発生し、ポマスの住宅などに大きな被害が出た。当局によると、ポマス内にある約500戸の住宅のうち約300戸が被害を受け、このうち約100戸は半壊またはほぼ全壊したという。

竜巻はポマスを短時間で通過したとみられ、屋根が吹き飛ばされたり、壁が崩れたりするなど、深刻な被害が確認された。倒木や車への被害も相次ぎ、25日には消防隊員らが損壊した住宅の屋根をシートで覆うなど、復旧作業を進めた。ロイター通信が報じた現地映像や写真からも、住宅街に大量の瓦礫が散乱するなど、竜巻の威力を確認できる。

多数の住民が負傷し、数十人が病院に搬送されたものの、重傷者はいなかった。竜巻に襲われた住民たちは現地の状況を「終末のよう」と表現する声も出ており、住宅街が一瞬にして姿を変えたことへの衝撃が広がっている。

フランスでは年間を通じて竜巻が発生するものの、今回のような強力な竜巻は珍しい。気象台は今回の竜巻について、風速が50~60メートルに達した可能性があると指摘している。

今回の竜巻はフランス南部を襲った厳しい熱波の後、雷雨を伴う天候へと急速に変化する中で発生した。地球温暖化によって極端な気象現象が頻発する中、竜巻の発生頻度や強度との直接的な関係については、現在も研究が続いている。

当局は住民の安全確保を優先し、被災した住宅の状況確認を進めている。

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