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米ウェストバージニア州豪雨、浸水被害相次ぐ、州知事が非常事態宣言

州政府は22日、被災地域への支援を急ぐため、100人の州兵を派遣し、その後さらに200人を追加投入した。
2026年7月21日/米ウェストバージニア州ウェストン、大雨による冠水した駐車場(AP通信)

東部ウェストバージニア州で7月21日から22日にかけて豪雨が発生し、各地で洪水や鉄砲水による浸水被害が広がった。住宅や商業施設が冠水したほか、橋や道路が流失し、多数の住民が孤立した。州政府は救助活動を本格化させるため州兵を投入し、州全域を対象に非常事態を宣言した。

気象台によると、州北部を中心に短時間で記録的な雨が降り、ルイス郡やアップシャー郡などで被害が集中した。道路が濁流にのみ込まれ、多くの住宅や事業所が浸水したほか、橋の流失によって一部地域では交通が寸断され、救助隊の進入が困難な状況となった。

州政府は22日、被災地域への支援を急ぐため、100人の州兵を派遣し、その後さらに200人を追加投入した。

モリッシー(Patrick Morrisey)州知事は22日夜、州内55郡すべてを対象とする非常事態宣言を発令した。州兵に加え、警察や消防、救急機関も出動し、ボートやヘリコプターを使った救助活動を展開している。これまでに少なくとも85件の救助活動が実施され、多くの住民が浸水した住宅や車両から避難した。現時点では死者や行方不明者は確認されていないという。

SNSにはウォルマートの駐車場が冠水した様子や、濁流に囲まれた住宅街の様子を撮影した映像や写真が相次いで投稿された。水位は一部地域で低下し始めているものの、道路の損壊や土砂の堆積によって復旧作業は難航しており、州当局は各地に避難所を設置するなど生活再建への対応を進めている。

国立気象局(NWS)は複数の河川や支流で洪水警報を継続するとともに、一部地域では生命に危険が及ぶ恐れがあるとして住民に高台への避難や不要不急の外出自粛を呼びかけた。州当局は被害状況の把握とインフラ復旧を急いでいる。

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