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セントビンセント・グレナディーンで大雨による洪水・土砂崩れ相次ぐ、政府が全学校を休校に

AP通信によると、倒木や土砂崩れによって主要道路が通行不能となり、複数の住宅が浸水したほか、医療施設を含むインフラにも影響が及んだ。
2024年7月2日/セントビンセント・グレナディーンの港(AP通信)

カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンで6日、大雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、政府が国内すべての学校を閉鎖した。東カリブ海を西へ進む熱帯低気圧の影響により、広い範囲で大雨となり、各地で被害が確認された。

AP通信によると、倒木や土砂崩れによって主要道路が通行不能となり、複数の住宅が浸水したほか、医療施設を含むインフラにも影響が及んだ。政府は公共交通機関や道路の通行にも危険が生じているとして、生徒と教職員の安全を優先し、保育園や技術系教育機関を含むすべての学校を一時閉鎖した。

フライデー(Godwin Friday)首相は保護者に対し、子どもを自宅にとどめ、外出を控えるよう呼びかけた。学校職員についても、緊急対応を担当する職員を除き、出勤を求めない措置を取った。

米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、低気圧は東カリブ海を西へ移動し、周辺で強い雷雨が発生している。

今回の悪天候は2026年の大西洋ハリケーンシーズンが異例の静けさを見せる中で発生した。今年は強いエルニーニョ現象が大西洋上の嵐の発達を妨げているとされ、10月6日時点でハリケーンは一つも発生していない。大西洋でその年最初のハリケーン発生がこれほど遅くなったのは、1905年以来である。

ハリケーンが発生しなくても、低気圧や前線による集中豪雨は深刻な被害をもたらすことがある。当局は道路や住宅、医療など生活インフラへの影響が続く中、住民に最大限の警戒を呼びかけている。

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