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イエメン内戦、フーシ派がアデン空港を攻撃、死傷者の情報なし、戦闘激化

アデン空港はフーシ派が支配する北部以外の地域にとって主要な国際玄関口であり、国際的に承認されたイエメン政府の実質的な首都として機能するアデンに位置する。
イエメン、首都サヌア、フーシ派の戦闘員(Getty Images/AFP通信)

イエメンの親イラン武装組織フーシ派は7日、南部の港湾都市アデンにある国際空港を弾道ミサイルと爆発物を搭載した無人機で攻撃した。イエメン政府によると、ミサイル1発が滑走路付近に着弾したため、カイロから向かっていた航空機がサウジアラビアのジッダへ進路を変更した。空港にいた2機も追加攻撃を警戒して移動させたという。死傷者は報告されていない。

アデン空港はフーシ派が支配する北部以外の地域にとって主要な国際玄関口であり、国際的に承認されたイエメン政府の実質的な首都として機能するアデンに位置する。今回の攻撃はイエメン政府軍とフーシ派の戦闘が激化する中で発生した。

政府軍は今週、サウジ主導の連合軍による航空支援を受け、紅海沿岸の戦略地域を奪還する反攻作戦を開始した。戦闘の焦点となっているのは、紅海とアデン湾を結ぶ要衝バブ・エル・マンデブ海峡周辺や港湾都市モカである。

フーシ派はサウジの首都リヤドにある国際空港なども無人機で攻撃したと主張している。一方、サウジ連合軍はリヤド北方へ飛来した弾道ミサイルを迎撃したと明らかにした。

イエメンでは2014年にフーシ派が首都サヌアを制圧し、翌年からサウジ主導の軍事介入が続いてきた。2022年の国連仲介による停戦で大規模な地上戦は沈静化したものの、恒久的な和平には至っていない。今回の戦闘再燃による国内避難民は20万人を超えており、食料や住居を必要とする人々が急増している。

バブ・エル・マンデブ海峡をめぐる戦闘と空港への攻撃が続けば、イエメン国内だけでなく紅海の海運や中東のエネルギー供給にも影響が及ぶ可能性がある。

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