ブラジルとベネズエラ、貿易・アマゾン地域での協力を協議、外相会談で関係修復を模索
両外相は二国間の経済関係を含む外交課題について意見を交換した。
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ブラジルのビエイラ(Mauro Vieira)外相とベネズエラのブランコ(Oliver Blanco)外相は3日、スペインの首都マドリードで会談し、両国間の貿易関係やアマゾン地域での協力について協議した。会談は第30回イベロアメリカ首脳会議に合わせて行われた。ブラジル外務省が明らかにした。
両外相は二国間の経済関係を含む外交課題について意見を交換した。ビエイラ氏はブランコ氏に対し、ブラジルへの公式訪問を招請した。両国は停滞していた二国間協議を再開し、幅広い分野での関係強化を目指している。
今回の会談では、貿易の拡大に加え、アマゾン地域における協力が議題となった。アマゾンは両国を含む複数の南米諸国にまたがり、森林保全や生物多様性の維持、違法伐採や環境犯罪への対応など、国境を越えた取り組みが求められる地域だ。気候変動対策の観点からも、両国の連携には国際的な関心が集まる。
ブラジルとベネズエラは地理的に隣接し、貿易や国境管理、エネルギーなどで利害を共有する。一方、ベネズエラの政治情勢をめぐっては、両国間だけでなく国際社会でも意見の相違が続いてきた。今回の外相会談は、そうした課題を抱えながらも、実務的な協力関係を再構築する動きといえる。
ブラジル外務省は、会談を通じて二国間の議題に関する対話再開を目指す姿勢を示した。今後、ブランコ氏のブラジル訪問が実現するか、協議が具体的な政策に結び付くかが焦点となる。
