◎ディズニープラスシリーズの「ワンダヴィジョン」の1話と2話が1月15日にリリースされた。
◎同作の主人公、アベンジャーズのワンダ・マキシモフとヴィジョンは1950年から1960年代を思わせる町で生活しているが、そこに至った理由は明らかにされていない。
マーベル/ディズニープラス「ワンダヴィジョン」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を舞台にしたディズニープラスシリーズの「ワンダヴィジョン」の1話と2話が1月15日にリリースされた。

同作は9話構成で、3話以降は毎週1話ずつリリースされる。

多くの批評家が同作を高く評価し、米英大手(ニューヨーク・タイムズやガーディアンなど)から4点(5点満点)を獲得した。

公開された2話は全編モノクロ構成になっており、以降のエピソードでカラーに移行すると伝えられている。

同作の主人公、アベンジャーズのワンダ・マキシモフとヴィジョンは1950年から1960年代を思わせる町で生活しているが、そこに至った理由は明らかにされていない。

同作は2019年に公開された映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降を舞台にしている。

マーベル/ディズニープラス「ワンダヴィジョン」

現時点で批評家が視聴できるのは3話まで。1話30分のエピソードはアメリカの50年代から60年代のホームコメディをイメージして作られたと理解されている。

英ガーディアンは、「脚本、配信、照明、映画撮影、アスペクト比も文句なし。古典的なホームコメディ、愛情のこもったパロディー」と評価した。

別の批評家は、「アイアンマンとキャプテンアメリカの影から出てきたワンダは、魔法の指をクリックするだけで可憐な主婦や超人に変身できる。彼女は自信に満ちたパフォーマンスを提供するだろう」と書いた。

ワンダとヴィジョンは、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でMCUに加わったヒーローである。

原作でスカーレットウィッチと呼ばれるワンダと双子のピエトロ・マキシモフは、悪の組織ヒドラに力を与えられ、紆余曲折の末、アベンジャーズに加わった。なお、ピエトロは映画エイジ・オブ・ウルトロンの中で死亡している。

ヴィジョンは額の中心に埋め込まれたマインド・ストーンとヴィブラニウム(架空の物質)などから作られた超人で、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の中でサノスにマインドストーンを奪われ死亡(消滅)したと考えられていた。

マーベル/映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の予告編
マーベル/映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の予告編、ヴィジョンのマインドストーンを奪ったサノス

ある批評家は、「二人がここに至った理由はまだ誰にも理解できない。しかし、二人は元気いっぱいで、カリスマ性があり、砂糖のように甘い生活を送っている。まるで以前の記憶がないように思える」と書いた。

マーベルファンのひとりは、「美学、構造、トーン...ワンダヴィジョンはドラマのように続いていくMCUが歓迎すべき異常である...MCUがこれまでに作った作品の中で最も興味深い」と述べた。

同作には映画「マイティ・ソー」シリーズのダーシー・ルイス、映画「キャプテンマーベル」のモニカ・ランボー(成人ver.)、映画「アントマン」シリーズのFBI捜査官ジミー・ウーも登場する。

ワンダはアベンジャーズ/エンドゲームの終盤で無事復活したが、ヴィジョンはマインドストーンが消滅したため、復活は難しいと考えられていた...この謎が同作で明かされるかどうかは不明である。

<基本情報>
作品名:ワンダヴィジョン
製作:マーベル・スタジオ
配給:ディズニー
監督:マット・シャクマン
話数:9
1話の時間:30分

出演/役名
エリザベス・オルセン/ワンダ・マキシモフ
ポール・ベタニー/ヴィジョン
テヨナ・パリス/モニカ・ランボー
キャスリン・ハーン/アグネス
カット・デニングス/ダーシー・ルイス
ランドール・パーク/ジミー・ウー捜査官

マーベル/ディズニープラス「ワンダヴィジョン」

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