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▽事件はティムラック郡の海岸で今年3月に発生。赤ちゃんは一命を取り留め、NOAAの保護下に置かれている。
アザラシの赤ちゃん(Getty Images)

海洋大気庁(NOAA)と警察がオレゴン州の海岸で赤ちゃんアザラシを複数回刺した容疑者を追跡している。NOAAが7日、明らかにした。

それによると、事件はティムラック郡の海岸で今年3月に発生。赤ちゃんは一命を取り留め、NOAAの保護下に置かれている。

NOAAは声明で、「目撃者の証言に基づき、アザラシを複数回刺した容疑者を探している」と述べた。

それによると、容疑者は現場の入り江近くに車をとめていたとみられる。

地元警察も事件に関する情報を持っている人を探している。

オレゴン州立大学によると、アザラシの赤ちゃんは春から夏にかけて、オレゴン州の海岸に数週間とどまる。アザラシの成獣がオレゴン州で目撃されることはめったにない。

海産ほ乳類保護法(MMPA)は野生のアザラシやその他海洋ほ乳類に嫌がらせをしたり、危害を加えたり、殺したり、餌を与えたりすることを禁じている。違反者には最高10万ドルの罰金と1年以下の懲役が科される可能性がある。

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