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▽詳細は明らかになっていない。
アフリカ西部・ニジェール、陸軍の兵士(Getty Images)

アフリカ西部・ニジェールの南部で正体不明の武装集団が陸軍部隊を急襲し、兵士10人が死亡、7人が負傷した。軍事政権が7日、明らかにした。

それによると、激しい銃撃戦の末、襲撃者数人も死亡、数人が逮捕されたという。

ロイター通信は治安筋の話しとして、「兵士18人が拉致され、3台の車両が盗まれた」と伝えている。

それ以上の詳細は明らかになっていない。

ニジェールは23年7月のクーデターでバズム(Mohamed Bazoum)大統領を追放して以来、西側諸国と距離を置いている。

軍政は旧宗主国フランスに部隊撤退を命じ、24年5月には米国との軍事協定を打ち切ると一方的に発表。米軍は24年9月に撤退を終えた。

それ以来、軍政は国際テロ組織アルカイダやイスラム国(ISIS)系組織への対応に苦慮してきた。

ニジェール、マリ、ブルキナファソの軍事政権はサヘル諸国連合(AES)を形成してロシアに接近。マリ軍政はロシアの民間軍事会社ワグネルと契約を結び、一般市民を巻き込みながら過激派を掃討している。

ニジェールのマリ国境付近で先月末に発生した襲撃事件では兵士12人が死亡、インド人5人が誘拐された。

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