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▽最高裁判所は2026年までは支払いの一部を財政枠外で支払うことを認めたが、27年からは再び歳出制限に含まれることになり、政府は財政の逼迫を予想している。
ブラジル、首都ブラジリアの連邦議会(Getty Images)

ブラジルのセロン(Rogerio Ceron)国庫局長は6日、財政枠組みが定める歳出限度額を2027年から引き上げ、裁判所命令の支払い超過分を組み入れるべきと表明した。

セロン氏は記者団に対し、「この件に関する政府の決定はまだ下りていない」としながらも、「最終的な引き上げはこれらの支払いに必要な額に限定されるべきであり、その他の追加支出は認められない」と強調した。

裁判所命令の支払い額は300億から400億レアル(7477億~9955億円)と見られている。

最高裁判所は2026年までは支払いの一部を財政枠外で支払うことを認めたが、27年からは再び歳出制限に含まれることになり、政府は財政の逼迫を予想している。

政府は今年、7月に裁判所命令の700億レアルの債務を処理する予定だ。

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