▽被害や負傷者の情報はない。
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アルゼンチンの南方沖で2日、マグニチュード7.4の強い地震が発生し、同国とチリ沿岸部に避難勧告が出た。被害の情報はない。
米地質調査所(USGS)によると、震源地はアルゼンチン南部ウスアイアの南方219キロ。震源の深さは10キロ。
アルゼンチン当局は南米大陸南端のティエラデルフエゴに警報を出し、住民に海岸や河川に近づかないよう勧告した。
被害や負傷者の情報はない。
USGSによると、最初の地震後、この海域でM6~4の余震が数回確認されている。
チリ当局は同国南部マゼラン海峡沿岸部全域に避難警報を発令した。
チリ国家災害予防・対応局は声明で、「津波警報が発令されたため、対象地域の市民は自治体の勧告に基づき、高台などに避難してください」と述べた。
また同局は沿岸地域の市民に海岸から離れるよう求めた。
チリのボリッチ(Gabriel Boric)大統領はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「潜在的な緊急事態に対応するために、すべての資源が利用可能である」と記した。
チリとアルゼンチンは太平洋で最も地震が発生しやすい地域のひとつであり、何度も大地震に見舞われている。