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▽地震は25日に発生。震源地は北西部エスメラルダス州の北東約21キロの太平洋上、震源の深さは23キロ。
2025年4月25日/エクアドル、北西部エスメラルダス州、地震による被害が確認された地区(ロイター通信)

南米エクアドルの太平洋岸沖で発生したマグニチュード6.3の地震について、政府は26日、少なくとも20人が負傷し、多くの建物で被害が確認されていると明らかにした。

地震は25日に発生。震源地は北西部エスメラルダス州の北東約21キロの太平洋上、震源の深さは23キロ。当局は地震発生直後、太平洋沿岸に津波警報を発令したが、その後しばらくして解除した。

政府によると、エスメラルダス州の石油インフラが一時停止したという。

政府はこの地震により少なくとも20人が負傷、135世帯が被災したと明らかにした。いくつかの公共施設や民家が被害を受け、停電に見舞われた地域もあった。

ノボア(Daniel Noboa)大統領はX(旧ツイッター)への投稿で、「政府は避難所の設置や人道支援の配送に努め、被災者が必要とするあらゆるものを用意する」と述べた。

エクアドルで操業している2つのパイプライン、SOTEとOCPは地震後の予防措置として一時停止していたが、その後原油の汲み上げを再開した。

国営石油会社ペトロエクアドルは25日の声明で、「輸出への影響はない」と述べた。

同国最大のエスメラルダス製油所(生産能力:日量11万バレル)は点検のため停止したままである。

エスメラルダス州は首都キトの北西約300キロに位置する。

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