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▽ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は開戦から260目を超え、数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。
2025年4月26日/バチカン市国、トランプ米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領(White House/AP通信)

ウクライナ軍参謀本部は26日、ロシア軍が西部クルスク州の領土を完全に奪還したというプーチン(Vladimir Putin)大統領の主張を否定した。

プーチン氏の発表後、ウクライナ軍は 「クルスク地方の特定地域での作戦を継続している」と強調した。

ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は開戦から260目を超え、数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられる。

ウクライナ軍は声明で、「状況は困難だが、我々の部隊は特定の陣地を保持し続けている」と述べた。またウクライナ軍はプーチン氏の声明を「プロパガンダ」と呼んだ。

さらに、ロシア西部ベルゴロド州の一部地域にも、まだ活動中の部隊がいるとした。

プーチン氏は26日の声明で、ウクライナ軍が攻勢を開始し、24年夏以来なんとか保持していたクルスク州を完全に奪還したと主張した。

またプーチン氏は自軍を祝福し、「ウクライナの攻撃は完全に失敗した」と述べた。

北朝鮮軍の支援を受けるロシア軍は過去数ヶ月間、この地域でゆっくりと陣地を取り戻そうとしていた。

和平を仲介するトランプ(Donald Trump)米大統領は26日、ロシアによる最近のウクライナ攻撃を批判。「プーチン大統領はウクライナでの戦争を止めたくないかもしれない」とSNSに投稿した。

トランプ氏はロシアとウクライナの和平合意が成立する明確な兆候が早期に見られなければ、仲介から撤退する意向を示している。

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